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鍼灸師(しんきゅうし)とは、俗称です。
正式には、「はり師」「きゅう師」という2つの国家資格保持者のことです。
ですから、中には、「はり師」は合格したが、「きゅう師」は不合格だった人、
または、その逆で、「きゅう師」は合格したが、「はり師」は不合格だった人もいます。
2つとも合格して、はじめて「鍼灸師」ということになります。
「はり師」は、はり(鍼)を使って、施術することができます。
患者の体内に、自らの判断で、何かをさして施術することが許されているのは、医師とはり師のみです。
「きゅう師」は、おきゅう(灸)を使って、施術することができます。
両資格とも、国家資格で、試験は年に一回、2月の末に行われます。
国家資格の受験条件は、厚生労働省認可の専門学校もしくは大学で3年以上、必要な教育を受けて卒業していることです。
また、この専門学校もしくは大学へ、高等学校卒業していることが入学条件となります。
国家試験内容は、筆記試験4択問題で、実技はなし
実技は、各学校で卒業試験という形で合否を決めます 。
過去の国家試験を集めた問題集などは、1冊持っておいて損はないです
平成27年の国家試験の合格率は、
はり師 76.5%
きゅう師77・1%
合格者数
はり師 3808名
きゅう師3773名
両資格とも、75%を超えていますが、各学校も合格率競争のため、 合格可能性の低い者には、国家試験の受験をさせないという学校もありますので 実質は、もう少し低い数字と考えておいたほうがよいでしょう
過去の出題傾向を見ることは合格へのファーストステップ
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